Interview with Daphne/Newアルバム「arigato」リリースに向けて②
Heart*:前回、ダフネさんに新しいリリースCD「arigato」についてお話を伺いました。
今回は特にダフネさん自身について、お伺いしてみたいと思います。
ダフネさんは歌やギター、そしてヨガはいつ頃からはじめたのですか?
Daphne : 歌い始めたのは5歳の時よ。いつも歌っていたわ。
その後、教会の合唱団に入ったり、歌のスクールにも通ったの。
でも、人前で歌うのはダメ・・・
H*: えっ!?
Daphne : シャイだったの! それもベリーベリーシャイ(笑)!!

H*: それは意外ですね。 全く想像できない!!
Daphne : 動物相手だと楽しく歌えるの(笑)。
でも、人前は全然ダメだった。
それから、人と話しをするのもダメだったわ。
11歳ごろまではそんな感じで、12歳ごろかな。
今に続くような感じで歌ったり話したりできるようになったのは。
合唱団でもよく歌ったし、高校生ぐらいからはソロでも歌いはじめた。
楽器は・・・小さい頃はバイオリンやフルート、ピアノをちょっとだけやったわ。
でも、私は6人兄弟がいてね、ピアノのレッスンは高いから、なかなか通えなかった。
グループや合唱団はそんなにお金がかからないの。
高校も大学も合唱団に属していたかな。
そして、大学を卒業してギターを始めたの。26歳の時よ。
H* : 見たかったです、ダフネさんのバイオリンやフルートを演奏する姿!
Daphne : そうね(笑)!
それでヨガは大学を卒業してからよ。
でも、私は中学・高校と器械体操をしていたの。
だから、似ているっていうか、自分にとってはとてもナチュラルに取り組めたわ。
ロサンゼルスでヨガを習い始めたんだけど、当時はお金がなくてね。
3年間、ヨガスクールのレセプションで働いて、その代わりにフリーヨガクラスを受けさせてもらってたの。
そこでヨガの講師であるシヴァ・レイ氏とも出会うことができたわ。
彼女とはその後に一緒に仕事をするようになり、彼女の会社のマネージメントやプロモーションに関わる仕事を一緒にやっていたの。
それで彼女が私が歌をやる事を知って、彼女のYogaShaktiというDVD制作の音楽パートに私のマントラの歌を入れるって言い出したの。
H* : それはきっとまた素晴らしい作品になったでしょうね!
Daphne : はじめ、私は断ったわ!
「ノーノー!」ってね。
でも、彼女は「イエス!」って言い続けるのよ!
「ノー!」
「イエス!」
「ノー!!」
「イエス!!」
っていう感じでね。根気よくパワフルに勧めてくれた。
それで、私にとって初めてのマントラソング「Mother Teresa」を歌うことになったの。
2003年か2004年かな。
H*: そういう経緯があったんですね!「Mother Teresa」も大好きな曲です!
ところで、なぜ、ダフネさんは渡り鳥のように世界中をずっと飛び続けるのでしょう?
Daphne : アイ ドント ノー!(知らないわ!)
(一同笑)
Daphne : そうね、旅は本当に好きでよく動いてるけど、今のように留まることなく動いているのは4年前から。
H* : 4年も!
Daphne : そう! でもそれはおそらく2017年でいったん休憩だと思う。
2017年の秋頃から、音楽の勉強のために学校に通いたいの。一年ぐらいかな。
H* : それは寂しくなりますね。
Daphne : 休暇があればいつだって飛んできたいわ!
H* : 日本中のファンが待っていますから!
そんな、世界を駆け回り続けているダフネさんにお聞きしたいのですが、あなたにとって「ダルマ」(人生の使命や役割の意)ってなんだと考えますか?
Daphne : 奉仕(Service)よ!
H* : おお!
Daphne : もちろん奉仕といってもいろいろあると思います。
私にとっては、音楽を通じて。
これだと思っています。
H* : 素晴らしいです。
そして、あなたにとって「歌うこと」は?
Daphne : そうね・・・
さっきのダルマの話にも繋がるけど、私自身は歌うことはとっても大好きで自然なことなの。
みんなと歌うのはもっと好きで、声を出すことで、皆さん自身にも「ああ、私の声好きだなって!」って自分の歌声を好きになって欲しいと思っているわ。
そして、やはりこれはバクティヨーガだと思っています。
H* : はい、ダフネさんと一緒に歌うとき、本当に自分の声も、みんなの声もとても愛おしくなってしまいますね。
ところで、ダフネさんは世界中に数えきれないぐらいのファンや家族のような仲間がたくさんいると思います。
不思議なことに、私たちにとってはあなたとの出会いや再会の時、たとえあなたと過ごす時間が短くとも、何か、一人一人、皆があなたと特別な関係を強く感じるようになります。
まるで、本当の家族のように。
いったいどんな魔法を?
Daphne : Ahahaha!!
魔法のことは分からないけど、そう思ってくれている人がいることは、本当にありがたいことですね。
そうね、でも、このことは私の心の師:アンマ(世界的に有名なインドの女性聖者:アムリタアーナンダマイー)から学んだと思っていることがあってね。
「経路を開けるだけ」だと思っているの。
彼や彼女の、ではなくて、私自身が彼や彼女に対してオープンでいる。
それだけで、周りの人達は私に対してとてもオープンでいてくれるわ。
その時はもちろん私自身のエゴや観念があってはいけない、と意識しています。

そうそう、キールタンやバクティヨーガはシンガーとしての私をとても救ってくれているの。
例えば、人前で歌うことが仕事であるシンガーとして在り続けることは、時に「可愛くなくてはいけない。」「上手に歌わないといけない。」など強いエゴや性質が湧き上がるものだけれど、マントラをみんなと歌うことでそういったことさえも自然に手放せたり、同じエネルギーフィールドで燃焼させることができたりします。
その場にいる皆さん、それぞれがそうやって浄化を進めていくんですね。
私の夢の一つは、みんなと歌を通じて一体となれるこのキールタンを、国境を越えて何千何万という人達とともに歌い踊れたら、どれだけ素敵だろう!と思っています。
古代の先人達もそうしてきたでしょ?
H* : それはとっても素晴らしい光景! あなたを囲むサークルは、きっとますます大きなうねりとなって世界を魅了することだろうと思います。
最後に日本のファンの皆さんへメッセージをお願いします。
Daphne : 日本の皆さんからは本当にたくさんのことを学んでいます。
どういうふうにお互いを尊敬しあい愛し合うのか、など、他にもたくさん!
冒頭でも少し触れたけれど、今回の作品はそんなたくさんのことを教えてくださった日本の皆さんへの恩返し、ギフトなんです。
そう、そしてアルバムは7曲入りなのだけど、7つのチャクラをイメージして配列しています。
これにより、聴く人、聴きながら歌う人が心から癒されたらいいな。
そして、自分だけでなく触れ合う人達や友人や家族、世界に対して平安を振りまけるように。
そう願っています。
2017年5月の来日では約1ヶ月間に渡って、可能な限り、たくさんのところを巡って出会いや再会を楽しみたいと思ってるわ!
収録に参加したgumi(バーンスリー)や良平(キーボード)、Isa(サポートギター)も参加できる範囲で是非一緒にね!
皆さん、ぜひ一緒に歌いましょうね!
楽しみにしています!
H* : こちらこそ楽しみにしています!
今日は長きに渡りお付き合い頂きまして、ありがとうございました!
Daphne : Arigato Gozaimashita!(日本語で)
***現在決定しているツアー日程***
5/3 大阪(https://www.facebook.com/events/181034262407147/)
5/5 Nadi(京都・北山)
5/7 スペースわに(神戸)(https://www.facebook.com/events/1137846162992797/)
5/8 岡山(ルーテル教会)(https://www.facebook.com/events/1866714950234162/)
5/10 Rama Rama Yoga(香川)(https://www.facebook.com/events/268092696947301/)
5/11 PonoYoga yoga school(愛媛)(https://www.facebook.com/events/162623974247451/)
5/13 Tamisa&Vegout(京都)
5/14 Heart* (京都)(https://www.facebook.com/events/1651153165186347/)
5/17 札幌(https://www.facebook.com/events/291992654557543)
5/18 旭川(https://www.facebook.com/events/602080816663949/)
5/23 加賀(https://www.facebook.com/events/184611728718612/)
5/24 富山
5/26 福井
5/27-28 石川
5/30 南行徳(千葉)(https://www.facebook.com/events/1886565864959451/)
6/4 Yonder Yoga(千葉)(https://www.facebook.com/events/1796840147310159/)
《Daphne Tse Japan Tour 2017 公式FBページ》
https://www.facebook.com/daphnetse.japan/
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《ダフネツェ(Daphne Tse)2017年Spring&Summer来日スケジュール》
https://www.daphne-tse.com/live-info
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